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NPO法人日本瓦葺技能継承甍会

NPO甍会

当法人の前身「甍会」は昭和60年2月、伝統瓦葺きの技能・技術の衰退を危惧した一個人、徳舛敏成氏が私財を投じ「心ありて、技生きる」を基本に、技能の普及、教育活動を開始、年1回1週間の「甍技塾研修会」を行い、全国に広がる伝統技能習得希望者に門を開きました。

この研修会に参加し、同じ意欲を持つ者同士が情報交流の場として、より充実した活動の継続を目標に組織化を進め、昭和62年「甍会」を立ち上げました。また、会を立ち上げる事同じくして、全国移動研修会を開催、全国各地に分布する国宝・重要文化財の見学研修会や、現場講習会を開催してまいりました。「甍技塾研修会」は現在まで研修会修了者を、述べ550名超輩出し、参加者は各地に戻り、組合活動や技能士会活動に積極参加、技能の継承に尽力し、現在に至っています。しかしながら、昨今の情勢は発会当初とは大分様変わりし、技能を継承する後継者を、育成する場所は失われ始め、全国の技能者は、日本文化・技術の崩壊をただ、見守るだけの身と成りつつあると危惧し、日本建築の一端を担う技能の継承者として、日本建築文化を護る義務が有ると訴え、啓蒙活動に賛同した者が、今回特定非営利活動法人への転身を検討して参りました。

現在では、任意団体「瓦葺き技術集団」としての活動ではこれらの要求に答えられる充分な体勢が難しく、特定非営利活動法人としての活動は、対外的に責任信用面において充分な裏付けを与え、地域文化財所有者や建築家、一般市民が安心して依頼できる判断材料となると信じ、それらの技術・技能指導、助言等、支援事業は多岐にわたるものと会員の総意を受け、NPO法人 日本瓦葺技能継承甍会発会に至りました。

 

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